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内容未定・不定期更新のブログ。閉鎖の危機。
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Posted by halcyon - 2012.12.08,Sat
(上巻の感想記事はこちら → http://halcyonnote.blog.shinobi.jp/Entry/660/
(中巻の感想記事はこちら → http://halcyonnote.blog.shinobi.jp/Entry/665/

    

ハノカゲさんによる描き下ろしスピンオフもいよいよ最終巻です。発売されたのは約一ヶ月前。
この表紙だけ見るとほむらが主人公みたいだなw今回のスピンオフは最後まで杏マミが主人公でした。

以下セリフを引用しながら感想のようなレビューのようなものを。当然ネタバレ含んでるので「続きを読む」で。


 マミ「私のやってきた事って何だったの 大切な仲間を魔女にするための戦いだったの?」
    「どうせいつか自分も同じ運命を辿るなら・・・」
    「今ここであの子と死んだ方がマシだって・・・ そう思っちゃうじゃない?」


自分のせいでさやかが魔女化したと責任を背負い込むマミさんと、それを力づくでも止めようとする杏子。魔法少女対決再び。
ここの戦闘シーンが「ジャンプか!(゚Д゚ )」ってツッコみたくなるくらいかっこよかったです。リボンの糸の硬度を上げピアノ線のように張り巡らせることで、敵への牽制と攻撃を同時にするとかもうバトルマンガだよこれ。
ただ杏子の忠告にもあったように手数が多いほど魔力の消費も多いようで、戦いは激戦に。死力を尽くすといえば聞こえはいいけど、死ぬ気ゆえに魔力を消費することを厭わないマミさんを見るのは何か切ないなぁ(´Д`)

 マミ「だったら全部佐倉さんのせいね」
     (中略)
    「・・・ほら最低でしょ こんな私」
    「こんな酷いこと考えちゃうくらい呪いや恨みに飲み込まれているの」
    「私が魔女になるのもきっと時間の問題だと思うの」


マミさん・・・(´;ω;`)本心ではないにしても、少しでもそんな風に思ってしまうくらいマミさんはさやかの魔女化によって追い込まれてしまったようです(´Д`)何よりもこの時の冷たい笑顔に鳥肌たった・・・(゚Д゚;)

 杏子「・・・ただ謝りたかっただけさ」
    「・・・いいよ 撃ちなよ」


激戦の行方を制したのはマミさん。自らの手で杏子のソウルジェムを撃ち砕く。
あんこおおおぉぉぉぉぉ(ノД`)本編でもほむらがまどかのソウルジェムを壊すシーンあったけど、仲間が仲間の命奪うってほんとに見ててきついな・・・(´Д`;)

死闘を通してお互いの想いをぶつけあうこの戦闘シーンは本当に素敵でした。

 QB「さやかを倒す前に魔力が尽きてしまったようだね そのソウルジェムはもう限界だ」

杏子との戦闘により魔力を使い果たしてしまったマミさんはオクタヴィアの結界に入る前で力尽きる。マミさんが魔女化するまで高見の見物を決め込もうとするQBはほんと鬼畜だな(´Д`)

 杏子「奥の手は最後まで取っておくもんだな 仮にも元仲間だってのに躊躇なくぶっ放すかフツー?」

マミさんが撃ち抜いたのは能力を(完全にではないけど)取り戻した杏子の分身でした。やったねあんこちゃん、マミさんを出し抜けたよ!
自らの祈りを全否定することで一度は能力を失いつつも、「家族」と思えるマミさんのおかげで少しずつ能力を取り戻してたんだろうなぁ(ノД`)

 マミ「幻惑魔法でうまいこと騙せたと思ってた? 残念だけど偽物だって解ってたわ」

やっぱりマミさんの方が一枚上手だったようです(´∀`;)蹴り落とした時の感触で気付いたってほんとバトルマンガだよこれ。
マミさん死にかけだってのにここのやりとり何かほほえましかった(´∀`)

 杏子「だってアンタは あたしにとっての巴マミってヤツは・・・」
    「最後の・・・ 家族なんだ」


死なせてと嘆くマミさんに、杏子は今まで恥ずかしさから隠していた本当の想いを伝える。杏子にとってマミはもはや友達ではなく家族なのだと。
手持ちの最後のグリーフシードを用いてマミさんのソウルジェムを浄化(※後述)後、杏子は一人オクタヴィアの結界へ。髪飾りと「無事に帰る」という約束を残して。
やり方こそ不器用だったけど、杏子は本当にマミさんのことが大切でその幸せを願ってたんだなぁ(´;ω;`)ここのあんこの笑顔に完全にやられました(ノД`)

 ほむら「あなたは本当にソウルジェムを浄化されたの? それが幻惑魔法の可能性はないの?」

丸一日眠っていたマミさんは、ほむらの言葉により「杏子がオクタヴィアを殺すことによって手に入れた、さやかのグリーフシードにより自らの命が助けられた」ことに気づく。マミさんが目を覚ました時に、助かったことを負担に思わないように、あらかじめ幻惑魔法で騙しておいた杏子の優しさに泣いた(ノД`)
そしてオクタヴィアを手にかけ、自らも魔力の限界が来ていた杏子は別のグリーフシードを探すうちに力尽きる。何だよこの鬱展開・・・誰も救われないな本当に(´Д`)

 ほむら「あなたが幾ら魔女を犠牲にしようとも 
      あなたが救ってきたそれ以上の大勢の命があることを私は知ってるわ」


重大な事実に気づき取り乱すマミさんをほむらが諭す。この言葉でマミさんは少しは救われたんじゃないかな・・・

 まどか「マミさんを魔法少女じゃなくす事はできないし 家族になることもできないけど・・・」
     「マミさんの代わりに戦うことはできるから」


ラストでまどかが契約を決意するところでこの時間軸のお話は終わり。はっきりとは描かれてないけど、当然この時間軸でもまどかはワルプルギス撃破後に魔女化してるんだろうな・・・その時また取り残されるマミさんのこと考えたら精神的にえぐいってレベルじゃねーぞ(´Д`)


別時間軸のお話ってことでどんなエンドを迎えるのかと思っていたけど、冷静に考えてみればアニメ本編以外はバッドエンド以外ありえないんですよね(´Д`;)(本編も見方によっちゃ十分バッドエンドだけど。)
一回持ち上げといてから落とされることが多かった今回のお話は読んでてきついものがありました(´Д`)でも本編では出番が少ない方だった杏マミに焦点を当てることで、二人の魅力がより一層掘り下がったと思います。

これアニメ化してくれないかなぁ。戦闘シーンをぜひ映像で見たい(´∀`)例え二期としてでなくてOVAとかでも普通に買っちゃいそうだ。
そしてぜひハノカゲさんには今回みたいなスピンオフをまた描いてほしいです。

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