ばんくーばー観戦記 ～女子モーグル～

昨日は試験勉強もほったらかしてずっとオリンピック観戦（女子モーグル）してました（汗


上村選手は惜しくもメダルに届きませんでしたね（´Д｀）でもあれだけのプレッシャーに打ち勝ってほぼ完璧な滑りを披露したことはすばらしいことだと思います。

初出場の村田選手の８位入賞はすごい（°Д°）
伊藤選手も順位こそ１２位ながらも、あのガッツポーズから自分の納得がいく滑りができたことがうかがえ良かったと思います（´∀｀）

ただ里谷選手が転倒してしまったのは残念でした。５大会連続出場ということで、（おそらく）集大成として挑んだオリンピックだった（であろう）故にその失敗が悔やまれます。


メダルは取れなかったとはいえ、日本勢の健闘ぶりに感動しました（ノ∀｀）
冬のオリンピックは夏のそれとまた一味違った趣があって結構好きだったりします。シリーズ化してもいいようにタイトルを設定しときました（何



水を差すようなことになってしまいますが、観戦中どうしても実況者の態度で気になったことが何点かあるので、知ったかしながらも自論を書きたいと思います。
不快に感じる方がいるかもしれないので隠しときます。

実況者の態度として気になったことの１つ目は、選手のことを「人」と呼ぶところだ。

　「この人は第二エアーに注目してください！」

もちろん選手も人であることに間違いはない。しかしその表現からは、選手に対する敬意が感じられないように思える。
実況者は多くの人々に対してそのスポーツの様子を伝える立場にいるのだから、選手に対して一定の敬意を持つことが必要であろう。


続いて日本選手に対しての贔屓の姿勢である。

ただし、これは日本に向けての放送での実況であるため仕方ないことかもしれない。誰だってスポーツを観戦するとき、自国を応援するのは当然だからだ。
実況者は中立であることが求められるような気もするが、放送を盛り上げるという意味ではこれは間違ってはいないのかもしれない。


そして何よりも気になったのが、予選をトップで通過し決勝の最終滑走者であったカーニー選手がスタートする前の発言である。

　「この選手は０か１００の人ですからねぇ」

カーニー選手の失敗を期待するという意味に聞こえたのは私だけだろうか。

確かにあの時点で上村選手は３位であり、カーニー選手の得点次第では銅メダルもありえた。
しかし予選をトップで通過した明らかな実力者の失敗によって銅メダルを獲得することは、反対にその選手が完璧な滑りを披露した結果４位に後退することよりも素晴らしいことなのだろうか。

日本では過度にメダルが期待される。特に実力者であればそれはなおさらだ。

上村選手はそれを跳ね除けて自身も納得のいく滑りをした。しかし上位の３選手がそれを上まわった。
結果として４位になってしまったものの、大きなプレッシャーの中、五輪という大舞台で最高の滑りが披露できた。それは素晴らしいことではないだろうか。たかが一観戦者が言うにはきれいごとだろうか。

少し話が逸れてしまったが、実況者が選手の失敗を期待するような発言をすることは絶対にあってはならない。