「月華美刃 第壱集」 感想 その３

まさかの三部作（汗

前回と同じ感じで以下は二の噺、三の噺の名言と感想です。

●二の噺

　カグヤ　「母（おや）の気持ちなんて私もわからぬ　
　　　　　　　だけどお前を産んだ母（おや）だろうが　嘆かれたり苦しめたり　そんな姿（モン）…
　　　　　　　そんな姿（モン）見るために　メシ貰（く）って育てられたんじゃないだろうが!!!」

村から税として徴収された食糧を取り戻すべく貴族の家に盗みに入った玉吉に説教するカグヤ。かっこいー（´∀｀）
自分自身に言い聞かすような感じもしますね。


　カグヤ　「フハ…フハハ!!見たか母様!!　出会ったその日に求婚されてしまうこの女子力!!」

アホ顔すぎて吹いたｗｗカグヤの女子力は底知れませんｗｗ


　ミヤツコマロ　「〝カグヤ〟って名前はな　あの空の月のように　例え一時欠ける事があっても
　　　　　　　　　　何度でもいつまでも　明々と耀いて　どんなに暗い闇も照らせるようにとの
　　　　　　　　　　願いを込めて付けられたのだ」

　　　　　　　　　　「　（こうして月を仰ぎながらな）　」

カグヤの名前を考えるとき（妊娠中？産後すぐ？）フジヤは穢星にいた伏線。「月を仰ぎながら」という決定的な言葉をミヤツコマロがカグヤに言わなかったことを考えると当時フジヤが穢星にいたことに重大な秘密があるのかも知れません。
今のところ未登場なカグヤの父親が穢星人である可能性もありますね。今後出てくる？


　カグヤ　「　（母様の願（おも）い…　私が救出（たすけ）に行く事じゃない
　　　　　　　この刀を・月を・民を守る事…　守れるようになる事…）　」

　　　　　　「泣くのは今日でやめだ　近づかねば　少しでも…遠くても…」

キュンとくるでしょうが!!!!
しまった、ついミクニくんの名言を先取りしてしまった（汗）
涙ながらに決意するカグヤの表情がほんとにかっこいい。しめるときはしめる、これぞ少年マンガの主人公ですね。


●三の噺

　子安ガイ　「誰がオカマだって…？　アタシは純粋な男よー!!」
　
　カグヤ　「何だー!?じゃあその格好としゃべり方は何なんだー!?」

　子安ガイ　「そういったもんで男らしいとか女らしいとか決めつける社会的性差（ジェンダー）論に
　　　　　　　　キズついちゃうワケよォー!!」

　カグヤ　「　（ぐ…　コイツは…　面倒臭い!!）　」


だめだ…何度読んでもこいつは生理的に受け付けない…
でもカグヤの突っ込みがおもしろかったからいいや（ぇ


　ミクニ　「　（こんな軽い体で　こんな細腕で…!!　たった一人で!!　）」
　　　　　　「　（キュンとくるでしょうが!!!!）　」
　　　　　　「姫を護るのが近衛（このえ）の務め!!!」

ミクニかっこいいよミクニ。
鼻水垂らしながらでもゲジマユでも君はかっこいいよ。ロックだよ。


　イズミヤ　「　（げに欲するは　己（おの）が手で掴んでこそ…）　」
　　　　　　　「私（こち）が出て直に叩く!!」

イズミヤさんきたー（・∀・）この人のクレイジーっぷり大好きです（´Д｀♯）


という感じです、序の噺～三の噺収録の「月華美刃　第壱集」。
ここまで読んでくれた貴重な方はこの後コミックスを買いに行くんですね、わかります。